凶悪化する「闇バイト」による強盗犯罪が減らず、かつてないほど防犯意識が高まっています。 特に古い実家に住む高齢の親(一人暮らしなど)の安全に対する不安や焦りが増しており、家族を守るためのセキュリティ強化が急務となっています。
住まいの安心・安全を守るため、リフォームでできる防犯対策をまとめてみました。
泥棒の約7割は『侵入に5分以上かかるとあきらめる』というデータがあります。窓の防犯性を高めて時間を稼ぐことが重要です。
シャッター・雨戸の設置・見直し
大きな音や時間がかかるのを嫌う侵入者に効果的です。壁を壊さず後付けできるタイプもあります。巨大化する台風などの災害対策(飛来物防止)にも役立ちます。

防犯フィルムの貼付
今の窓にそのまま貼るだけでガラスが割れにくくなり、手軽に時間を稼げます。ガラスの種類(透明・凸凹など)に合わせた正しいフィルム選びが必要です。

防犯ガラスへの交換
ガラスの間に特殊な膜を挟んだ「割れにくいガラス」に変える方法です。外側にもう1枚足す「防犯合わせ複層ガラス」にするとさらに効果的です。

面格子(めんごうし)の取付
お風呂や洗面所など家の裏手の窓に最適です。「対策している家」と外から分かるため、心理的に遠ざける効果があります。

内窓(二重窓)の設置 おすすめ
「2回ガラスを割る必要がある」ため強い諦め効果があります。内側のガラスを「防犯ガラス」にすると防犯性能が圧倒的にアップします。

※国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」が使える!
内窓の設置は「お家の断熱(省エネ)」にもなるため、国の補助金を利用して費用を抑えることができます。賢く利用して、おトクに安全を手に入れましょう。
※国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」とは
補助金額:
一戸あたり5万円から最大100万円まで(工事内容や窓の性能・サイズに応じて定額が交付されます)
対象となるリフォーム:
ガラス交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法・はつり工法)、ドア交換(窓改修と同一契約の場合のみ)など
対象期間:
2025年11月28日以降に工事着手したものが対象となり、遅くとも2026年12月31日まで申請を受け付けています
(ただし、予算上限に達し次第、期間内でも受付終了となります)。
古いタイプの玄関や、外から見えない死角をなくすための対策です。
鍵を2つにする
鍵が1つだけだと空き巣に狙われやすくなります。上下に2つつけることで、侵入に時間をかけさせます。

防犯性の高いサムターン(内側のつまみ)に変える
隙間やポストから工具を入れられて回される「サムターン回し」を防ぐため、工具では回せないタイプ(空回り式、つまみが外せる脱着式、ボタン押し式など)に変えると安心です。
電気錠(オートロック)にする
うっかり閉め忘れが多い普通の鍵から、自動で閉まる電気錠にすることで閉め忘れを完全に防ぎます。
最新の玄関ドアに交換する
古びたドアは「防犯が弱そう」と目をつけられやすいです。最新ドアなら上記の防犯機能が最初からすべて備わっており、見た目もきれいに一新されます。
センサーライトの設置
暗がりは空き巣の作業場になってしまいます。人が近づくとパッとつくライトで照らし、見つかるのを恐れる侵入者を逃げ出させます。
庭の木や塀の整理(死角をなくす)
高い塀や生い茂った木は侵入者の隠れみの(死角)になります。木を剪定したり、隙間のあるフェンスに変えたりして、外から適度に見える環境を作ります。
カメラ・録画付きインターホンへの変更
顔が見えない不審者を家に入れないための必須設備です。留守中を記録する「録画機能」や、外出先でも応対できる「スマホ連携機能」付きがより防犯性を高めます。
お住まいの防犯性能を高めることは、大切な家族の安全と日々の安心した暮らしを守るためにとても重要な投資です。特に窓や玄関まわりは、少しの工夫や最新設備へのリフォームで、侵入者に「狙われにくい家」へと大きく変えることができます。
現在は「先進的窓リノベ2026事業」のような国の補助金制度も用意されているため、費用を抑えながら賢くお得に住まいのセキュリティを強化するチャンスでもあります。ご家族が毎日を安心して笑顔で過ごせるよう、まずは手軽にできる対策や、お家の現状チェックから始めてみてはいかがでしょうか。




